環境への取り組みブランド商品の取り組み
環境の日・環境月間とは
6月5日は「環境の日」です。1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められました。そして日本では「環境基本法」(平成5年)により「環境の日」と定められています。
また、環境省の主唱により、6月の1か月間を「環境月間」としており、毎年6月には、全国で環境保全に関わる様々なイベントが行われています。
ブランド商品の取り組み
バイオマスインキの使用
バイオマスインキとは、樹木や種子、米ぬか等の植物由来成分などの再生可能な有機性資源を一部使用したインキです。
一般的なインキに用いられる原料は、枯渇資源である石油由来のものです。一部をバイオマス(植物由来)原料に置き換えることで、石油資源の使用量抑制に繋がります。
また植物は成長する過程でCO₂を吸収するため、使用後にパッケージが廃棄され焼却されたとしても、自然界を大きくとらえた時に全体としてはCO₂の量が増加しない、“脱炭素社会”への取り組みでもあります。
FSC認証段ボールの採用
商品を配送する際に使用する段ボールは、FSC※が「責任のある森林管理から生産される木材とその製品」を識別するために制定された森林認証制度の認定を受けたものを採用しています。
さらに、森林資源の保護と輸送エネルギーを少しでも減らすため、通常日本で使用されている段ボールより、20%薄い段ボールも採用しています。
FSC認証基準は森林の保全にとどまらず、労働者・先住民族の権利などに配慮された基準となっているため、FSC認証木材を使用することで、森林保全、労働者、先住民族の権利などトータル的に支援することができます。
大豆ミート
2021年3月に発売した「カンピー 大豆ミート ミンチ」。まるでお肉のような食感が楽しめる大豆加工食品です。ヘルシーで体に良いだけでなく、環境にもやさしい商品です。
温暖化に関する問題として、牛の胃から発生されるゲップ(メタン)は、二酸化炭素の約28倍の温室効果があると言われています。そして、日本の家畜排せつ物や牛のゲップから出る温室効果ガスは、日本全体の排出量の約3割を占めるそうです。
環境にやさしい新たな選択肢として、大豆ミートへの注目はさらに高まると予想されます。
有機食品(オーガニック)
農薬や化学肥料に頼らず、環境への負荷をできる限り少なくする方法で生産される有機農産物と有機畜産物、それらを原料にした有機加工食品のことをまとめて有機食品といいます。
有機食品には有機JASマークが付けられています。農林水産大臣が登録した登録認定機関から認定された有機農産物の生産農家や有機加工食品の製造業者が、それぞれに該当するJAS規格を守って生産した有機食品にのみ、有機JASマークを付けることができます。